太陽光発電産業は始まったばかり

日本のハイテク産業の将来を考えるときに最も重要なことは、ポスト半導体産業の育成と環境対応型産業なのですが、この観点から見ても国家的な補助金による太陽電池産業の育成や、企業の太陽電池関連事業への力の注ぎ方は理にかなっていると思います。

欧州のドイツは、画期的な制度を導入しまして、フィードインタリフによって国民と産業界が電気料金を数倍にして負担することで、太陽電池産業で主導権を握るとともに、国内で雇用を多く生み出すことができ、国の経済にも大きく貢献しました。

日本は2005年まで太陽電池産業の実質的な育成役でもあり、先頭に立って牽引してきた時代もあったにも関わらず、補助金の削減によって主導的な立場を失いつつあるのですが、太陽電池産業の成長は始まったばかりで、日本の技術が求められています。

太陽光発電と発展の方向

日本メーカーの技術に関する能力は依然として世界のトップに君臨しているので、適正な金銭資源の投入がなされれば、逆転する可能性は充分にあるわけです。

福田ビジョンで太陽電池産業の強化中心と言う方針が打ち出された事は、とても喜ばしいことです。

過去の政策決定にとらわれない柔軟な姿勢は高く評価出来るのではないでしょうか。

今後とも政府は再生可能クリーンエネルギー重視という姿勢を維持して欲しいです。

未だに太陽電池は高コストですし、太陽光発電関係者は新製法や新技術による大幅なコストパフォーマンスの削減を求めており、製造技術に関しても競争のパラダイムについても、液晶や半導体がそうであるように、大きく変わっていく可能性があります。

2011年10月27日 |

カテゴリ:太陽光発電


»
«